先輩への不信感
何処かで書いたかもしれないけれど、
僕が中学一年の時、中途半端なヤンキーの先輩が蹴って窓を割った。
たまたま見ていた僕と剣道部の女の主将は「ちくんじゃねーぞ」と言われた。
俺は殴られたくなかったので、チクるわけない。と帰った。
すると次の日、学校中のヤンキーの先輩達が俺の所へ来て「チクるなって言っただろ!!」と脅された。
俺はチクってないわけだから、剣道部の主将が言ったんだろうけど、その時は何も頭が回らなかった。
ただビビった。心底震えた。
殴られたりはしなかったが、後々号泣した。
俺じゃない。ひたすら仲間に言った。
最悪だった。
俺は一番目立つグループの奴らといつも一緒にいたから
ヤンキー先輩達との交流は無くならず
殴られなかったが、ずーっと目を付けられた。
そのせいで、長い間先輩が苦手だった。
これはもうトラウマに近い。
失敗してなくても、失敗をなすり付けられる可能性があったから、先輩に近づかなかった。
ずーっと。
演劇を始めてようやく好きな先輩も出来はじめた。
あの時の事は今でも鮮明に思い出せる。
でもあの時の対処方法が今の俺ですら見当たらない。
どうすれば良かったんだろうか?
学校の先輩とか後輩とか
尊敬も出来ない人を敬わなくてはならない状況は
本当に納得できない。